お知らせ2025.01.05
咲くやこの花館で育てた「ど根性スイカ2世」の種を鶴見区内にある鶴見区シニアボランティア「アグリ」様にお譲りしました。
「鶴見区シニアボランティア アグリ」(以下、アグリ)様は、鶴見区社協が平成29年、30年に開催した、「男性シニアの生きがいづくり・仲間づくりを目的とした共同菜園ボランティア講座」をきっかけに、平成31年4月に結成されたボランティアグループです。
グループの皆さんは仲間を家族のようだと話されます。一年中、計画的に野菜を作り、とれたて野菜を区内の 「こども食堂」や「食生活改善推進員協議会の普及啓発活動」等へ提供されたり、学童のこどもたちにジャガイモ掘りをする機会をつくるなど地域の方々とのつながりを広げてられています。
「アグリ」様では「これらの活動で栽培する野菜」の一つとして「ど根性スイカ」の種をご活用いただける予定です。
咲くやこの花館では「ど根性スイカ」の種を地域の教育・福祉活動などでご協力もしくは希望される団体などにお譲りし「ど根性スイカ」を栽培、継承いただければと考えています。
※「ど根性スイカ」を咲くやこの花館で展示開始(令和5年10月20日)以降の経過
令和5年11月
11月5日までど根性スイカ(1世)果実1玉を館内展示する中で「中身を見てみたい」「食べてみたい」との声が寄せられたことから、11月11日に来館者も見ていただけるようフラワーホールステージで果実を切ったところ、身は熟しており食することもできる状況であったため、その場で切ったスイカを来館者に試食いただき、種を採取した。
令和6年5月~9月
5月にスイカの種を試験的に播種、順調に苗に育ったため、6月23日に「役立つ植物広場内の畑に定植(5株。その後数株を追加定植)した。
8月末に「最初に大きく生育した果実」を切ったところ赤く熟しており、食せる状態でかつある程度の糖度も確認できたので、来館者のみなさんに「後続の果実」を試食していただくこととした(9月7日)。
その後実った果実の種を順次採取した。