植物室内は標高5000m辺りまでの高山植物が育てられるように、猛暑の夏でも20℃以下の温度に保っています。ここでは、ヒマラヤ、中国、日本、ヨーロッパやアメリカなどの地域に分け、なるべく自生地の環境に近い姿でご覧いただいています。
植物室内は標高5000m辺りまでの高山植物が育てられるように、猛暑の夏でも20℃以下の温度に保っています。ここでは、ヒマラヤ、中国、日本、ヨーロッパやアメリカなどの地域に分け、なるべく自生地の環境に近い姿でご覧いただいています。
ヒマラヤから四川省にかけて見られる青いケシの仲間(メコノプシス)は、標高3500m以上に見られ、メコノプシス・ベトニキフォリア、グランディスなど の青い花から、赤のプニケア、黄のインテグリフォリアなど40種類以上に分類されます。
生育上の都合により、現在展示を見合わせております。
世界の屋根と称せられるこの地域のプリムラ(サクラソウ類)、ユリや近縁のノモカリス、ロードデンドロン(シャクナゲ類)、青いケシ類(メコノプシス)など国内では簡単に見られない魅力的な高山植物がお楽しみいただけます。
ミュージカルで有名なエーデルワイス、お花畑を彩るタマシャジン、イトシャジン、ソルダネラ、フウロソウ類などが季節毎にお楽しみいただけます。エコーは聞こえませんが、涼しげな風が雰囲気をかもしだします。
高い山を訪ねて歩く、登山者の目にする世界を再現しています。
コマクサ、キタダケソウ、チングルマ、イワヒゲ、ミチノクコザクラをはじめとしたサクラソウ類、枚挙にいとまがありません。代表種は年中開花させています。
食虫植物はネペンテス(ウツボカズラ)が熱帯に見られますが、その他は温帯や寒冷地に多く、その自生地は貧栄養の水辺や湿地です。日本の山にも見られる、 一見スミレの花を思わせるムシトリスミレの仲間(ピングイキュラ)や、アメリカのコブラリリー(ダーリングトニア)などが観察できます。