カエンカズラ
ブラジル~パラグアイのつる性植物で、橙色の花をたくさんつけます。英名はフレームバイン(火焔の葛の意)や花型からオレンジトランペットと呼ばれています。園芸植物ですが、場所により雑草化しています。もう1種同じノウゼンカズラ科のカエンボク(Spathodea campanulata)も花が見られます。アフリカ西部原産で、英名は「アフリカンチューリップツリー」の他「森の焔」を意味する「フレーム オブ ザ フォレスト」もあります。両者の共通点は火焔(炎)の他に、熱帯などでよく殖えることです。後者はハワイ、豪州で野生化、侵略的外来種ワースト100のひとつに、日本でも環境省の要注意外来生物にあげられています。
Pyrostegia venusta and Spathodea campanulata belong to Bignoniaceae. Their flowers look like flame and former sp. occurs in Brazil~Paraguay and latter in w.Africa. Both of them are easily naturalized in tropical areas.