リーガルリリー
英国人のプラントハンターE.H.ウィルソンが、四川省の麗江沿いの山で見つけた本種を、英国に持ち帰り開花したのが1905年のことでした。白の美しいユリとして有名になりました。氏は屋久島にも調査に訪れ、スギにウィルソン株の名を残しています。のちにアメリカのアーノルド樹木園の園長になり活躍されました。麗江沿いではリリウム・サ―ジェンティアエが同時期に開花します。川からの風はユリを振り回します。当館では楽にこの珍しいユリも撮影できます。
This lily is native to western part of Sichuen. It was introduces to England in 1903 by E.H.Wilson. This lily and Lilium sargentia grow on the slope beside Min River in Sichuan. Flower is trumpet shaped, white with yellow throat.