クリスマスベル
愛らしい花を12、1月に着けるクリスマスベルはオーストラリアのクインズランド、NSW,タスマニアの海岸沿いの地域に自生しています。花の蜜を吸いに鳥が来ます。切り花として人気のある本種は自生地での採取により絶滅する地域もでました。生産者は種子や組織培養により育苗を行いますが、組織培養は容易ではありません。又、種子の場合、11、12月に高額で売れる早咲きの日本向のタイプ、2色でも赤の濃い系統、淡い系統、黄一色のものなどの色の固定も必要です。日本では余り見かけない植物ですがオーストラリアの切り花生産者には話題の植物です。展示品は夏の盛りのオーストラリアからの輸入切り花です。
Blandfordia grandiflora is distributed along the coast of Queensland, NSW and Tasmania. It flowers in Dec. and Jan, so it is called Christmas bell. The flowers produce nectar which attracts honey-eating birds. It is the species most commonly grown commercially. Due to their popularity as cut flowers, it has in the past been over picked in the wild to the extent that localized species extinction has occurred.