アニゴザントス・フラビドゥス(カンガルーポー)
アニゴザントスはオーストラリア南西部に分布、英名をカンガルーポーと言います。ポー(paw)は動物では足、人では手を意味しますが、カンガルーでは前足になります。花型がカンガルーの前足に似ています。筒状の花にはハニーイーター等が飛来、蜜を貰いそのかわり花粉を他の株の花に運びます。一般にアニゴザントスは休眠期には地上部がなくなりますが、フラビドゥスの系統は常緑です。また葉が黒くなるインク病になりやすいですが、フラビドゥスの系統は丈夫です。マングレシーの系統は緑と赤の花で美しくレッド&グリーンカンガルーポーの名で知られ、西オーストラリアの州花とされています。
Anigozanthos is known as kangaroo paw in English. A.flavidus occurs in south west Australia. This species is regarded as evergreen but other species die down in winter. Pollen is distributed by birds like honey eater they plunge into the flower to reach the nectar.